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女子大学生の旅行日記

Day 8 東ヨーロッパ女一人旅 ベルリン編②

 

おはようございます!*(^o^)/*

大忙しのベルリン2日目です!

今日も観光がっつり行きます!

 

 

朝早〜く起きて、私が最初に向かったとこはここです!

 

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ベルリンの壁に絵が描いてあることで有名な、イーストサイドギャラリー!

 

絵が1,3kmほどずら〜っとずっと並んでいますが、一番有名な絵といえば、これですね!

ブレジネフとホーネッカーの「兄弟のキス」です。

 

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実はここ、少し分かりにくい場所にあって、、駅を降りてからどっちに向かえばいいのか分からなくてうろうろしてたら、人ごみの中から日本語が聞こえたので

聞こえる日本語を追いかけ、日本人を捕まえ(声をかけ)、図々しくも日本人の二人組の方に同行させてもらいました。。。笑

 

そんな優しいお二人に撮ってもらった写真なのです!笑

一番有名な絵の前で写真を取り大満足の私!笑

 

 

 

優しい二人とバイバイして、足早に次に向かったとこはここで〜す。

 

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私よりも、私のお母さんの方が来たがっていた、アンネフランクミュージアムです。

 

Hackescher Markt駅から降りて徒歩約3分です。

駅からはすぐそばですが、落書きなどがある中庭の中にあるミュージアムなので少し見つけにくいかもしれません。

 

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学生の入館料金は3€です。

 

アンネの日記』で有名なあのアンネフランクの幼少期や、どのように家族が迫害されていったかがよく展示されています。

 

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アンネの直筆の日記や、

 

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アンネの家族が2年間隠れ家として住んでいた家の写真も、、

 

この場所も訪れたかったなぁ。

アンネの隠れ家は、オランダにあるので今回の旅行のルートには含まれてません。

 

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1943年、9月16日のアンネの日記には、

『私は不安と鬱から戦うために精神安定剤を毎日服用しています。しかしながら、精神安定剤を飲んでいても、次の日には私はもっと惨めな気持ちになってしまいます。健康的な笑いは10錠の精神安定剤より良いでしょう、しかし私たちはほとんどどう笑うかを忘れてしまいました。』

 

と、書いてあります。(´・_・`)

 

16歳の少女がこんな文章を書けるなんてすごいですね。そして、16歳の少女でも鬱になり、それを防ぐために精神安定剤を飲んでいたのですね、、、

 

東ヨーロッパに来る前に、アンネの日記やアンネに関する本をもっと読んでからくればよかった。

 

 

そう思いながらアンネの私生活を少しだけかじって勉強しおえたところで、アンネフランク博物館を後にしました。

 

 

 次に私が向かったところはここです。

ベルナウアー通りと「ベルリンの壁記録センター」です。

 

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この茶色い建物で入館チケットでも買うのかと思ったら、無料らしく拍子抜け。笑

 

しかも記録センターはこの建物内ではなく、とおり沿いにさらにまっすぐすすんだところとのことで、この館内にはお土産等売られているだけでした。

 

この茶色い建物のすぐ正面には、アパートに隣接して壁が作られていたベルナウアー通りが。

 

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この写真を見ていただくと本当に壁のすぐ向こう側に家々が。そして、歩行人と見比べると壁がどれだけ高かったかがよくわかります。

 

そしてその通り沿いにあるベルリンの壁記録センターには、

ベルリンの壁がなぜ作られたのか、どのように崩壊したのかを当時の年代別に写真が展示してあり、英語やドイツがわからなくても当時の時代の流れがわかりやすく展示してあります。

 

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これは壁が作られている日の写真です。

 

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そしてこれは、壁ができあがったあとに反対側の人々に手を振り合う写真です。

 

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壁の近くには監視塔があり、壁を越えて脱出する人を撃ち殺していたそうです。

 

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しかし、撃つ人ももちろん望んで打っていたわけではなく。

「無実の人を打たなければいけないなんてなんてこった。」

と言ったような、監視側の証言も残されていました。

 

記録センターの外には、このようにたくさんの壁が未だ残されています。

 

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冬だからということもあり、壁が余計に冷たく殺風景に見えるような気がしました。

 

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そんなに遠くもない昔、人々は毎日どんな気持ちで過ごしたんだろう。と思いながら壁に触れてみました。

 

風がぴゅーぴゅーと寒い中、周りの壁を見るために少しだけ歩き回り、足早にその場を去りました。

 

 

 

そしてベルリンの中心外へまた逆戻り。 

 

次は、私がけっこう楽しみにしてたところです!

 

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ソ連統治地区とアメリカ統治地区の境にあった検問所のひとつ、チェックポイントチャーリー。

現在あるのは復元で、アメリカ兵に扮した人が記念撮影をしてくれます。 もちろん24時間いるわけではなく、冬季は10:00-18:00まで。

 

昼間はけっこう人気で混んでるから、夕方の時間帯を狙って今まで足早に行動してたのです。

  

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狙いはどんぴしゃ。日が沈む時間になると外にはだーれもいなくなるので17時という時間帯でももう全然人がいません!

 

お待ちかねの写真撮影タイム。

 

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私が来るまでそうとう暇だったらしく、私にぶかぶかの帽子をかぶせ、気前よくいくつもポーズも決めてくれました。笑笑

 

そしてカメラを撮っていたおじさんも暇つぶしに私のカメラで自撮りぱしゃり。笑

 

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どんだけ暇やねんっ笑

でもやっぱり、夕方の空いてる時間帯を狙って訪れるのはオススメかもしれません(*^^*)

 

そしてさらに、5ユーロ払うと入国スタンプを6つ押してくれるのです!

 

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じゃんじゃーん!*(^o^)/*

 

けっこう本格的。紙切れがいい?パスポートがいい?って聞かれたけど、紙切れなんか失くしてしまいそうだからもちろんパスポートで!!

 

こんな歴史的な場所のここでしかゲットできないスタンプなんて嬉しすぎる〜!

ヨーロッパ旅行でちょっとつまらないのは、ユーロ圏内ゆえに出入国スタンプがないことでした。

だからわーい!って喜びながらお兄さんたちにバイバイしました!

 

 

次は、チェックポイントチャーリーのすぐ近くにある展示場へ。

 

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これが当時の本物のチェックポイントです。

 

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展示を少しみて、またチェックポイントの近くを通ると、またあっという間に人だかりができてました。

 

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たーくさん観光したけども、本日の締めくくりに最後にもう1つ向かいました。それは、テロのトポグラフィー。

 

大通りのチェックポイントチャーリーから歩いて徒歩5分のところにあります。

 

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なんとナチス時代のゲシュタポ(秘密国家警察)とSS(親衛隊)の本部跡。 ゲシュタポやSSの行為を展示し恐怖政治の恐ろしさを伝えています。

 

そしてこの展示場、なんと夜の20:00まで開いているのです。しかも入場料無料。

 

 

順番的に、ベルリンの歴史や、壁の歴史をよく見てその時代があったことを実感してからナチス時代を支えていた組織のことを見たいという気持ちがありました、なのでベルリン最終日のいちばーん最後までとっておきました。

 

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今日の夜にワルシャワまで移動の夜行バスに乗らなくてはいけないため足早に見ましたが、本当にたーくさんの写真がありました。

 

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観衆に手を振るヒトラー

 

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ドイツ人以外が書いた本を燃やしている様子。

 

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たくさんの人々がヒトラーへ敬礼する中、たった一人腕組みをして動かない人。

 

この後この人は、近くにいた女性に警察へ密告されてしまったらしいです。

 

 

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地面にひれ伏すユダヤ人。

 

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こんな時代でもとっても楽しそうなドイツ人の若者。

 

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ユダヤ人のお店が一夜のうちに壊されてしまった様子。

 

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胸に星をつけて歩くユダヤ人家族。

 

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これだけの人がいる中で、ユダヤ人と親密であるという理由だけで見せしめのために髪を刈られるドイツ人女性。

 

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見せしめのための公共の場での首吊り。

 

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ここからは、ユダヤ人の指定居住地区。ゲットーの写真です。

 

 

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たくさんの荷物を抱えてゲットーに移動する人々。

 

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小さくて可愛らしい男の子の写真。

 

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しかしその横にあった説明書きには、

「僕の小さな弟が昨晩死んだ。椅子の下に横たわっている、恐怖でいっぱいの小さな身体を見ながら泣いた。(なんで誰かにこれを伝えないんだ?なんで彼をここにただ寝かせているままたなんだ?)、、彼は死んでいる。もう僕には何も変えることはできない。だけど明日は配給日だ。もしも僕が誰かにこれを伝えれば、彼らは弟の券を取り上げる。黙っていれば、僕はパンを余分にもらうことができる、、、」

 

こんな説明書きと一緒に全ての展示が締めくくられていました。

 

 

なんだか最後の最後に衝撃的な写真が多かった。

1日動きまわって疲れた身体と、いろんな写真を見てぼーっとしたままの気持ちと一緒に外にでました。

夜の19時ころ。

 

真冬の夜の19時。通りには誰もいません。だけど、大通りまでは歩いて5分くらい。

本当にこんなに恐ろしい時代があったんだ、となんだかふわふわした気持ちで荷物をまとめるためにホテルへ向かって歩いていました。

 

しかし、そこで帰り道私は偽警察官の手口に引っかかってしまうのです。

その偽警察官の手口とお話は次の記事へ。。。

 

 

今日使ったお金

 

交通費 €27

観光費 €10

食費  €16

 

合計 €53